相続した再建築不可物件の放置
再建築不可物件を放置することは、そこに人が住まないことを意味します。それは、いわゆる「空家状態」となり、少額といえども固定資産税を払い続けるため、家主にとってのメリットはないと言えます。また、再建築不可物件の周囲には似たような環境の物件が散見され、街の活性化という意味からも問題があると思われます。
これを回避するためには、出来る限り家を長持ちさせるための方策を怠らないことが求められます。具体的には、リフォームなどを随時行うことにより、人が絶えず住み続けることが必要です。人が住むことにより、家の中には新鮮な空気が通り、掃除をすることで美しさと輝きが蘇ってきます。
再建築不可物件を放置して使い物にならないようにするよりも、その物件に見合った修理・修繕を施し、愛着を持って住むことで家の持つ寿命を延ばしてあげることが何よりも大切だと考えられます。家は住む人によって変えることが出来るものです。もったいないという言葉の意味を今一度かみしめ、長く愛着を持って住んであげたいものです。
再建築不可物件は放置するより専門家に相談を
建築基準法に規定されている条件を満たしていないことから、更地にしてしまうと新たに建物を建築することができない再建築不可物件は、売却しようとしても改定を見つけるのが難しいものですし、かといって建物が老朽化してしまったりしてはそのまま利用することも難しいです。放置しておくとただ税金がかかるだけになってしまうので、何とかして有効活用したいものですが、専門的な知識がないとどのように処理すればいいのかわからないものです。
再建築不可物件を専門に取り扱う不動産会社も数多くあるため、そうしたところに相談することで、より最適なたちの活用方法を提案してくれます。場合によっては現状のまま買い取ってもらえることもありますし、専門的な調査によって再建築が可能になり、買い手を見つけられることもあります。どうすることもできずに放置している再建築不可物件があるなら、早めに専門家に相談することでより有効にその土地を利用することができるでしょう。