活用方法次第でお得に

活用方法次第でお得に 近年、お得な価格でマイホームを実現する手段として人気を集めているのが、再建築不可物件です。
再建築不可物件とは、現在すでに建っている建築物を利用し続けることはできるが、いったん解体して更地にした後はそのままの状態では再建築ができない不動産物件のことをいいます。
タイプはさまざまですが、代表的なのは古い住宅地の狭い路地の奥に建っているような中古住宅です。
現行の建築基準法では、一定の幅がある道路に直接面していない土地には建物を建ててはいけないと定められていますが、この基準を満たしていないために再建築ができないのです。
ただ、今ある住宅にそのまま住むことは可能です。
そのため、古い家を安く買い、手を入れながら大事に住み続けたいという考えを持つ人にとっては非常に魅力的な物件であると言えます。
また、リフォームして賃貸住宅にすることも可能なので、その際は購入価格が安い分だけ収益率が高くなる、お得な物件ということになります。

再建築不可物件はリフォームすることでリニューアルが可能です

再建築不可物件はリフォームすることでリニューアルが可能です 不動産会社が仲介を行っている物件の中で、再建築不可となるものが出回ることは少ないのですが、出回ることが少ない理由の中には、このような物件は新しい家を建築することができない土地に建っているなどが挙げられます。
取り壊しはできても建築基準法の制限事項により新しい家を建築できないのが再建築不可ですから、不動産会社が仲介を行ったとしてもその土地にある家を購入する人はいないわけです。

相続などにより親が所有していた家が再建築不可であることがわかった場合、それを売却することは困難だと考える人も多いのではないでしょうか。
再建築不可となる不動産を専門に買取している会社もあるので、絶対に売れないということではありません。
仮に、その家に住むつもりでいる場合には、リフォームやリノベーションを行い新築と同様の家に変えることができますし、住むつもりがない場合などでは専門の会社に買い取って貰うやり方もありますので諦める必要はないのです。